ミツバチの生活

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ミツバチの生活は、わたしたち人間の生活とはぜんぜん違います。
集団生活の中で女王蜂と働き蜂の役割分担が決まっています。

一匹の女王蜂を決めて、女王蜂のために最高の食事を与えるために日々あちこち飛び回って花蜜や花粉を集めてきます。
びっくりすることには、女王蜂も働き蜂も同じメスだということです。
日々、最高の食事を与えられた女王蜂は、働き蜂が1年くらいしか生きられないのにたいして5年も生きます。
これは昆虫界でも非常に珍しいことです。

 オスのミツバチは巣の仕事やあちこち飛び回って、花の蜜や花粉を集めてくることはしないで、時々巣から出ていって、結婚相手のメスのミツバチを見つけに行くくらいです。
卵を産ませたオス蜂はメス蜂に卵を生ませると、その直後にすぐ死んでしまいます。
結婚相手を見つけられなかったオス蜂は生き残り巣に残りますが、ただ餌を食べるだけで何もできない蜂とみなされて、巣から追い出されてやがて死んでしまいます。

ミツバチの巣はとても効率よくつくられています。
巣の形が六角形につくられているのはどうしてかご存知でしょうか?

これは、ハニカム構造といって人の生活の中でも使われています。
たとえば、建物や飛行機の翼、新幹線などです。

他にもオーディオ機器にも使われていますが、平たいものと比べると明らかに音響効果が違うのです。
効率よく音が響き渡ります。
 これと同じような効果がミツバチの巣にあるといえます。

たとえば、丸型だと餌を並べるにも隙間ができてしまい不経済で効率的ではないです。
このことを本能的にわかっていたのか、ミツバチはすごいです。
小さい昆虫にでもエコ能力が備わっているのです。
外敵から巣が襲われないために、ミツバチはプロポリスという物質を作り出し巣を守っています。

ところで、みなさんはミツバチに刺されたことはありますか?
ほとんどの人はないと思います。

蜂が人を刺すのは、巣が襲われそうになったときです。
そのとき蜂は人を刺します。
人を刺した直後にその蜂はしんでしまいます。
なぜかというと、刺したハリといっしょに、内臓もちぎれてしまうからです。
まさに、ミツバチは命がけで巣を守っています。